シュートを打たない事は責める事はあっても、シュートを外した事を責める事はしたくない。そうはおもわんかねワトソン君。
で、あの奇跡体験な開幕から一週間。どうなるの?という感じが強い一戦。
試合を見返してそれからこれを読んでびっくりした。
J’s GOAL | J’sGOALニュース | 【J2:第2節 甲府 vs 水戸】木山隆之監督(水戸)記者会見コメント
試合はほぼこのコメントの中にすべて詰まってる。そういっても過言ではない位に、完璧に読み切られてた。
ついでに
J’s GOAL | J’sGOALニュース | 【J2:第2節 甲府 vs 水戸】試合終了後の各選手コメント
この吉原のコメントがそれをピッチ上にも共有されている事を示していた。
ほぼ、それだけで今節に関しては語る事ないなーというくらい。臣のPKをとったフィードもあの時プレスがずれていつにない、余裕があった場面だったのがその証明でもあったりする皮肉。いや、木山さんすごいわー。選手もあまり滑らないしどっちがホーム(ry
で、山梨県条例に乗っ取ったのかのような例年通りの開幕のつまずきに安西先生の落胆があの観客・サポーター全員が共有されている事を確信してる訳ですが、それはそれとして、この試合。
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前節の最後の布陣をベースにスターターを決めた感じで、マイクもケガにつきセンターにパウリーニョとなった形。中盤にはアンカー保坂。このシステム最大の懸案とも言うべきアンカーに新たな選択肢。DFは臣がCBに戻って吉田が左、前節左だった内山が右。といった内容。
09年の形をシステム上・選手配置上も戻して、空いたところに新加入選手を配した形(内山が右とか、パウがセンターとかはたぶん他を去年の位置に戻したいからなんだろうなと)事実上の「先祖返り宣言」と見るべきか。
で、ふたを開けると前半超ワンサイド。後半逆の超ワンサイド。
大和田を欠いた水戸の立ち上がりに一発入ってれば確実に別の流れになったろうと思うので、決まらなかったのは水戸にとってラッキーだったというべきか。臣のコメントはまさにその通り。とはいえ、決められなかった事は悔やんでも責める事はしたくないなーと。
前半はそれでも縦への速さがあって、それが今年はわりと「つなぐ」事を指向してる水戸が割と前からのプレスが緩かった感じで、それも相まって全体的に押し下げる事になってた。特にマラニョン・パウリーニョのコンビはお互いに裏を狙うし裏へボール出すしで、二人でも結構成り立たせちゃうくらい。去年までにはなかったエッセンスではあるのでいいと思いますよ。はい。
それと合わせて、大西の中盤と前線のつなぎが大きかったなと。前節それを欠いてそらああもなるわ的な。保坂もアンカーがわりと様になってる印象。ロングボールまで散らせる用になれば結構板につくかも。(さすがにいきなり林健太郎という稀代のプレーヤーと比較されるのは辛いだろうが、是非ものにして欲しいです)
で、後半。
早々に水戸が白谷に変えて小池を入れ、こっちも09年の前からのプレスと縦に早く+小池を裏に使うことを狙ってきて、甲府のCBへのプレッシャーが段違いに厳しくなってきた。それと、FW陣が早くも疲れたためか、逆にこっちの前線のプレッシャーがなりを潜めてその分チーム全体で間延びしたのと、サイドが変わって向かい風になったのと。全部が一気に来た。結果前線にいいロングボールを供給できなくなって、逆に水戸はその分ライン上げてコンパクトにできていいロングボールを出せた。(前半を見て、それを読み切って、さらに小池投入までやって、チーム全体でライン上げを意識させるんだからすごいよ吉原すごいよ木山さんという訳で。)逆にPKを獲ったシーンはマークが水戸のマークがずれて臣がセンターラインより先にいるシーンだったというのが象徴的。
というような部分で、ほぼ水戸のコメントに象徴される今節。その後前線に選手を投入したが、前半猛威を振るったブラジリアンコンビも鳴りを潜めて、みとも守りどころを明確にされるとさすがに簡単にやられない訳で、そのまま終了(てかあわやのカウンター喰らってるし)
というような感じの試合。
とりあえず、「ここまでようやく戻ってきた」という印象。見てて「ああ、確か去年こんな感じだったなー」というのが込み上げてきたわけで。抜けたアンカーの部分に保坂が入ったのが割と懸案の部分に朗報がって感じ。ここは要なだけにここが決まらないと。
ですが裏を返すと毎年ながら「取り戻す」ことに費やしてるのまたしかり。同じメンバーが多いはずなのに、エッセンスを取り戻すだけで開幕からしばらく経ってしまう。開幕から決めたやり方で試行錯誤できる他のチームとの差がこういう状況判断で出るのか。このチーム経験値で置いていかれている感を実感する寂しさ。(小池にやられるのも、草津の後藤・千葉の青木・新潟の河原とこの手のFWに弱いという積年の課題だったりするし)本来はそこは取り戻すではなく、加える事を期待してる部分だから。勝ち負けはそこについて来るし。それが見られないのが悲しいというかなんというか。御しやすいチーム的な印象が多いのはきっとそこでバリエーションつけられないとか、若手使うバッファを持たせられない事にも付随してるのかなと思わされた一試合。
とはいえ、すったもんだでこれで行く事になった訳なので、後はここから…ですかね。ですよね。










