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で、それを踏まえて今年の戦術どうなるのという事をぱらぱらと考える。
プレッシャーの早さと、ライン設定の高さ。と、守備戦術の違いによるところが大きいと思えます。で、そこら辺は新着情報:今季の戦力チェック【守備力】 – 山梨日日新聞(ヴァンフォーレ甲府)
あたりでも割と「スムーズには進んでない」などと言われてて現状ネックに近いというのは間違いない訳です。
ですが、ここに関しては割と根本的に変えているのである程度なじまないのは仕方ないなーとは思います。むしろダニエル・柳川が早くから機能しているので最終ラインの粘りは去年のそれに近く構築されてて、転換するにはチャンスとも言うべきではあります。

で、これまでとこれから。DFの何が違うのか、自分の中での考えをまとめた。(もちろんこれが正解ではない)

これまでは、先の記事でもあった、マンツーマンベースでサイドにストロングサイド(意味はいろいろあるけど今回は、守備での奪いどころ位の解釈でOK)をおいてサイドラインと挟み込んで早いプレッシャーを掛け、なるべく早い段階で、出来ればストロングサイドの片方サイドだけを使って奪っていく。のがこれまでのDF。(08年以降はサイドチェンジの対策でセンターではじき返す高さも足そうとしてた。ダニエルとか秋本がそこら辺を担ってたかと)

特徴は、早くから仕掛けるので間延びしやすいし、リスキーだし、消耗もめちゃくちゃ早いけど、押し込みやすいし決まるとタコ殴り状態。すごい楽しいがはまらないと泥沼の部分は否めない。まさに大木武が求めたゼーマニズムの世界(ちょっと極端に語った)
ゼーマニズムについてはこちらを参照。
ゼーマニズムの真髄 知将ズデネク・ゼーマン
ここにもある通り、攻撃へ偏重した戦術ではある反面、この戦術のための守備ってのは正直まり確立されてないってのが現状で、4-3-3しいてるチームもいろいろあるしそれなりにあるんでしょうがなかなか難しい。

一方で今取り組んでいるのは、体勢を整えて制限を掛けながら設定した狙ったところで奪うDFで、そこからの切り替えの早さとパスワークで攻めていく。ストロングサイドをボランチのいるセンター寄りに置く事で奪った後の選択肢を増やし、スタート位置がある程度安定するので、攻撃戦術や速攻もやりやすくなるのでは。という狙いもあると思う。
新着情報:VF甲府・内田監督が語るチーム作り – 山梨日日新聞(ヴァンフォーレ甲府)
ここら辺で監督が語った
「走れ、頑張れ、だけのサッカーはやりたくない。すべてのプレーには意図がある。そういうサッカーをやりたい。状況を見て、考えて、判断してプレーにつなげる。技術があるのはプロなら当たり前。ゲームで使われる“賢さ”へのこだわりは持っている」
という部分の具現化であるのかと。奪い方での賢さと、奪った後に個々の賢さを要求する形。ただ、その賢さをいかせば選択肢が多く、速くても広げる事が出来る攻め方。そんな気はします。

こっちの特徴は前方からタコ殴りとは行かないのでやや地味。もちろん前よりも『狙ったところに』もっていく意図があるので当然一段難しい事を要求される。(難しさは一つではないが)さらに、ある程度受けてしまうのでそこから盛り返すのにも多少パワーがいるので攻撃にすべてを傾けられないので、ダイナミックさは落ちる。が、リスキーさは格段に違うし間延びはしづらくなる。消耗は…FWに結構来てるみたいだけど全体的な消耗はしづらいし、劣勢のときに立ち返る部分が守備にも出来るのは割と大きい。

まあ、どっちも当然一長一短ではあるが、ある程度前者の方法での1サイクルが終わったのかもしれないとも言える。となると異質とまで言われたサッカーの魅力はあれど、限界も見てしまった今、そこからのブラッシュアップは必須でこういう転換は必然とも言えるし、そこになじまないのは致し方ない。当然今年の目標を踏まえると、そういう事いってる場合じゃないだろというのもごもっともであったりして、バランスの難しいところなんですが。

そんな感じで致し方ないところと、その難しさを感じながら、開幕を待つ。そんなところでどうなることやら。


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